医院名:自由が丘消化器・内視鏡クリニック 
住所:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2丁目9−6 Luz自由が丘5階 
電話番号:03-6421-2852

便秘

便秘

便秘とは、便を十分にかつ快適に出し切れない状態のことを言います。便秘が高じると、おなかが張って苦しくなったり、吐き気や食欲低下につながったりすることがあります。
便秘に悩む方は、一般人口の2~28%とされていますが、20~60歳くらいの年齢層では女性に多く、また加齢にともない増加する傾向があります。 最近のガイドラインでは、便秘を「器質性便秘(さらに狭窄性・非狭窄性に亜分類されます)」と「機能性便秘」に分類しています。

「器質性便秘(狭窄性)」

「器質性便秘(狭窄性)」とは、大腸自体が、大腸がんや腸炎の瘢痕などにより狭くなってしまい便の通過障害をきたす場合をいいます。器質性便秘は、さらに排便回数が減少するタイプ(巨大結腸による)と、排便が困難になるタイプ(直腸瘤による)に細分類されます。

「機能性便秘」

「機能性便秘」では、排便回数が減少するタイプ(薬剤性、食事量が少ないことなどによる)と、排便困難によるタイプ(硬い便、腹圧の低下などによる)とに細分類されます。

検査

便秘が続く場合には、前記した器質性便秘の場合を除外するために、大腸内視鏡検査を受けることをおすすめしています。器質性便秘と診断された場合には、それに応じた治療をしますが、機能性便秘である場合には、以下のような治療方針を考慮します。

大腸内視鏡検査について

当院で行う治療

まず、便秘の治療では、1日の排便回数が何回になるかということよりも、心地よい排便ができるようになることに重点が置かれます。

生活習慣の予防

生活習慣の改善としては、食物繊維(特に豆類、きのこ、海藻、果物などの水溶性食物繊維)やヨーグルトのような乳酸菌などの生きた微生物を含む食品をとる食生活の工夫、適度に体を動かす運動、睡眠を含めた規則正しい生活習慣の他、水分(ミネラルウォーター)を1.5L程度飲水することが勧められます。 そして落ち着いて排便ができるように、便意を感じたらすぐトイレに行くようにして我慢しないようにトイレ環境を整えてもらいます。我慢しすぎると、直腸から脳への排便刺激(信号)が鈍くなり便意を感じにくくなったり、腸の活動が悪くなったりします。また便意がなくても毎日決まった時間にトイレに行き、排便する習慣をつけることもよいとされています。排便をするときには、前かがみの姿勢(ロダンの考える人のポーズ)をとると、腹圧がかかりやすく、解剖学的に直腸がまっすぐになりやすいため、便が出やすくなります。ただし、5分以上の長い時間をかけて無理に排便しようとすると、肛門や直腸に過度の負担がかかり、別の疾患を引き起こすおそれがあるため、時間がかかり過ぎる場合には、一度引き上げてしまうほうが無難です。これらの生活習慣の改善によっても便秘がよくならない場合には、医師と相談の上、状態に応じて薬を使うことになります。

薬物療法

便秘および便秘の予防に用いる薬のタイプには、内服薬、坐薬、浣腸があります。 内服薬の種類には、便に水分を含ませ軟らかくする薬(酸化マグネシウム)、浸透圧を調整したり腸液の分泌を促したりして便を軟らかくする薬(ルビプロストン、リナクロチド、ポリエチレングリコール製剤等)、前記した作用機序のうち複合的な作用をもった薬(エロビキシバット等)、腸を刺激し大腸の動きを促進する薬(センナ等)、などがあります。 慢性便秘症ガイドラインでは、上記各薬剤の「治療推奨度」と「エビデンスレベル」が記載されており、患者さんの排便の状態や、下剤によって腹痛がおこりやすい体質かどうか、これまで使用した薬剤にどんな副作用があったか、投与禁忌がないか、などによって処方内容を決定します。 患者さんは、毎日排便があるか、形状、硬さ、量がどのようであるかなどを記録し、診察の際に担当医に伝えると、その後の治療方針に役立ちます。

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