医院名:自由が丘消化器・内視鏡クリニック 
住所:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2丁目9−6 Luz自由が丘5階 
電話番号:03-6421-2852

医療情報

2019.12.23

放射線性直腸炎①(大腸内視鏡/大腸カメラ)

前立腺がんや子宮がんなどで放射線治療を受けると、放射線の通過経路に直腸があるため、
直腸炎をきたす場合があります(放射線性直腸炎)。
放射線性直腸炎には発症時期によって臨床像に違いがありますが、外来において問題となるのは、
主に照射が終了してから1~2年以降に発症する晩期障害です。
主症状は下血で、内視鏡検査では、直腸に拡張した毛細血管やびらん、潰瘍などの所見が認められます。
出血に対しては、主に内視鏡的な治療(アルゴンプラズマ凝固療法:APC)により、
直腸粘膜の新生毛細血管をレーザーで焼く治療をします。
重症例に対しては、高圧酸素療法が行われることもあります。
最近では標的臓器以外の周辺骨盤内臓器への照射を少なくした強度変調放射線治療(IMRT)や重粒子線治療、
前立腺がんに対しての小線源治療など、新しい放射線治療の選択肢もありますが、
それらによっても放射線性直腸炎は発生しうるため、
治療後に下血をされたことがある方は、放射線性直腸炎を疑って内視鏡の検査をすることをおすすめします。

写真は、前立腺がんに対する小線源治療の5年後に発症した放射線性直腸炎の一例です。
直腸に拡張した毛細血管が散見されます。

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