以下も当院で経験された、2mmの胃の腺窩上皮型腫瘍で、癌相当(group5)となった病変です。
この症例では直前のバリウム検査では異常なしとされていました。
一般にピロリが陰性の方にできるポリープのほとんどは良性で、癌化のリスクが乏しく処置不要で経過観察となりますが、このようなタイプの胃癌は、内視鏡検査によって色調変化や特有の形態・外観から診断することが必要となるため、バリウムでは質的診断が難しいと思われます。
なおラズベリー型胃癌の悪性度については議論があり、一般的には低悪性度であると考えられています。
目黒区、世田谷区、大田区、川崎市の胃内視鏡(胃カメラ)、大腸内視鏡(大腸カメラ)
自由が丘消化器・内視鏡クリニック
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院長 岡田 和久